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公開日:2025年4月5日
最終更新日:2025年4月6日

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近年、AI(人工知能)の活用は業界を問わず急速に進展しています。マーケティング、製造業、医療、教育など、あらゆる分野でAI技術は既存の業務を効率化し、革新をもたらしています。そんな中、「AIを使いこなせる人材」が今後ますます重宝される時代が到来しています。

その一方で、技術の進化に置いていかれないようにするために必要なのが「リスキリング(学び直し)」です。そして、国や自治体が支援するリスキリング助成金制度を活用すれば、AIスキル習得へのハードルがぐっと下がります。

本記事では、AI活用にリスキリング助成金を利用するメリットや、具体的な利用方法についてわかりやすく解説していきます。


そもそも「リスキリング助成金」とは?

「リスキリング」とは、現在の職務に直接関係しないスキルを新たに習得し、キャリアの可能性を広げることを指します。国や地方自治体では、労働力不足やデジタル化への対応を見据え、こうしたスキルアップを支援するための助成制度を用意しています。

代表的なものには以下のような制度があります。

  • 厚生労働省の「人材開発支援助成金」

  • 経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」

  • 地方自治体による独自の補助金や講座

これらは、企業単位でも個人単位でも申請可能な場合があり、研修費用や受講料、教材費などの一部または全額が補助されるという非常に魅力的な制度です。


AI分野で注目のリスキリング内容

AIに関連するスキルには、以下のようなものがあります:

  • Pythonなどのプログラミング言語の習得

  • 機械学習・深層学習の基礎

  • データ分析とBIツールの活用(例:Tableau, Power BI)

  • ChatGPTなどの生成AIの活用法

  • AIを使った業務効率化のノウハウ(RPAなど)

これらのスキルは、ITエンジニアだけでなく、営業、マーケティング、事務職などにも広く応用できるものであり、業務改善や新しい価値創出に直結します。


助成金を利用するメリット5選

1. 経済的負担が軽減される

AI関連の研修や講座は、内容が高度であるほど費用も高額になりがちです。しかし助成金を活用すれば、費用の最大70〜100%が補助されることもあり、金銭的な負担を抑えて学習が可能です。

2. 最新スキルを最短で習得できる

助成対象の講座は、国が認定した高品質なものばかり。AIやDX分野で第一線を走る企業や教育機関が提供するカリキュラムを通じて、実践的なスキルを効率よく習得できます。

3. キャリアの選択肢が広がる

リスキリングによって身につけたAIスキルは、社内でのキャリアアップはもちろん、転職や副業にも活かすことができます。特にAI人材のニーズは高く、求人市場でも有利に働くことは間違いありません。

4. 企業の競争力を高められる

従業員のスキルアップは、企業のDX推進にも直結します。AIの導入やデータ活用を自社で内製化できるようになることで、外注コスト削減や業務効率化が実現し、競争力向上に貢献します。

5. モチベーションアップと職場環境の改善

会社からのサポートのもとにスキルアップを進められることで、従業員のモチベーションも向上。職場へのエンゲージメントが高まり、離職防止にもつながるという副次的なメリットも期待できます。


助成金を活用するためのステップ

リスキリング助成金を活用するには、以下のステップを踏むのが一般的です。

  1. 対象の助成制度を調べる  厚生労働省、経済産業省、地方自治体などの公式サイトをチェックしましょう。

  2. 対象となる研修を選定する  AIやデジタルスキル関連の講座が対象になっているか確認。

  3. 助成金の申請手続きを行う  企業の場合は総務や人事部門と連携し、必要書類を提出。

  4. 研修を受講・修了する  一定時間以上の出席や課題提出が必要な場合もあります。

  5. 報告・精算を行い助成を受ける  実績報告後、審査を経て助成金が支給されます。

※制度によって要件や手続きが異なるため、事前に詳細を確認することが重要です。


今後に向けて:AIリスキリングは「投資」

AIを活用したリスキリングは、もはや「一部の人の話」ではありません。個人にとっては未来の収入とキャリアへの投資であり、企業にとっては生産性と競争力を高める戦略となります。

そして、その道のりを経済的にも後押ししてくれるのがリスキリング助成金制度なのです。

AI時代に備え、今こそ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?


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